Development研究開発

開発顧問からのメッセージMessage from the Director of Development

メーカーに問われるのは、開発力と技術力であります。
その中、業界で優位に立つためにオリジナリティは必須であり、
産業財産権にその成果を示すことができます。

我が社の特許出願件数を社員一人当たりに換算致しますと5件/人を上回っており、近年の特許登録率は90%以上に達しています。

当社は創業以来、開発型企業として歩んで来ました。
これからも同じ道を進むことを目指し、新しいことに積極的に挑戦致します。
お困りのことや新素材をお求めの際にはお声をかけていただきますよう、お願い致します。

取締役開発部顧問井出 勇

研究開発の歩みHistory of Reserch & Development

1924年 (大正13年)
リグナイト工業所として創業。フェノール系合成樹脂、布、紙積層成形品を主体とした人絹紡糸ポット及び付属品、スフ紡糸用ゴデットローラー並びに無音無給油リグナイトギヤー等を開発・製造。
1953年 (昭和28年)
鋳造用シェルモールド法鋳型粘結剤、フェノール樹脂「サンドボンド®」を開発、製造販売開始。
1959年(昭和34年)
フェノール樹脂製船舶用軸受材「リグナイト®」を開発。
1960年(昭和35年)
フェノール樹脂製船舶用軸受材の開発が工業技術院長賞を受賞。
キシレン樹脂「リグノール®」を開発。合成ゴム用タッキファイヤ、ホットメルト用接着剤、粘着付与剤に展開。
1972年(昭和47年)
㈱豊田自動織機と共同で低臭気低公害シェルモールド用樹脂「LTレジン®」を開発。
1973年(昭和48年)
耐火物用特殊フェノール樹脂を開発。
1983年(昭和58年)
熱硬化性炭素顆粒体「GPS®」の開発・研究に大阪府新技術新製品研究開発費補助金の交付を受ける。
1986年(昭和61年)
真球状フェノール樹脂「LPS®]を開発。
1990年(平成2年)
高機能性炭素材料「リグカーボン®」の開発・研究に(財)研究開発型企業育成センターの研究開発型企業債務保証の交付を受ける。
1993年(平成5年)
熱硬化性炭素顆粒体「CPS」の工業化開発のため木質複合材料技術研究組合に加入し、林野庁からの補助金の交付を受ける。
1998年(平成10年)
スチームブロー成形による鋳型造型法を開発。
2001年(平成13年)
シェルモールド用無塗型レジンコーテッドサンドを開発。
2003年(平成15年)
鋳肌改善レジンコーテッドサンド用特殊樹脂を開発。
2004年(平成16年)
電池材料用の球状フェノール樹脂を開発。炭素繊維補強集成材が第49回木材加工技術賞を受賞。
2005年(平成17年)
特許庁発行の特許活用企業事例集に掲載される。
2006年(平成18年)
「過熱蒸気による鋳型造型プロセスの開発」が経済産業省の「戦略的基盤技術高度化支援事業」に採択。
2010年(平成22年)
「天然由来物を粘結剤とした環境調和型エコ鋳型とその製造方法の開発」が大阪市立大学と共同研究で経済産業省の「戦略的基盤技術高度化支援事業」に採択。
「過熱蒸気による鋳型造型プロセスの開発」が関西大学科学技術振興会の技術開発賞を受賞。
2011年(平成23年)
「鋳型用低環境負荷粘結剤と鋳型新造型法」が社団法人 大阪工研協会の工業技術賞を受賞。
2013年(平成25年)
「高機能活性炭素材用の熱硬化性球状粒子の開発」が経済産業省の平成24年度補正「ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金」に採択。
「熱硬化性球状樹脂の資源生産性改善に係る先端生産設備導入事業」が経済産業省の「平成24年度先端設備等投資促進事業費補助金」に採択。
2016年(平成28年)
「熱硬化性樹脂を素材としたヘテロ原子含有炭素材料の開発」が経済産業省の平成27年度補正「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」に採択。
「粒径や粒内気泡の揃ったフェノール樹脂球状粒子の製造方法」が日本発明振興協会主催の発明功労賞を受賞。
2017年(平成29年)
「全固体リチウム電池用ソフト・ハードカーボン複合負極材料の開発」が経済産業省の平成28年度補正「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」に採択。
池田泉州銀行の「コンソーシアム研究開発助成金」に採択。
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カーボンニュートラルへの取り組み