Company企業情報

企業理念

何事にも不断の努力を怠ることなく
何がベストかを考え誠心誠意尽くす

行動指針

常に技術の向上を目指し より良い製品をつくり
自信を持って顧客の期待に応える

ごあいさつGreeting

私達は新しい市場を探し
そのための技術を開発してお客様のご期待に添うよう努力を重ね
共に発展していきたいと考えております

当社は創業以来プラスチック分野の中でも最も古い歴史を持つフェノール樹脂にこだわり続け、その特殊性を活かした工業製品を世におくり続けて参りました。
時を経るにしたがい様々なプラスチック材料が開発されましたが、フェノール樹脂は依然としてその特徴から広く産業分野に評価され根付いております。

当社はフェノール樹脂のパイオニアとして改良、研鑽を重ね様々なタイプや形状の品種を取り揃え、フェノール樹脂成形品においては数百グラムから数百キログラムまで幅広い製品群で各産業分野に貢献しております。

最近では特殊な製法によるLPS®・GPS®などの原料化を確立し、活性炭・電池業界にも進出、さらにその技術を応用した産官学との共同研究開発も活発に行っております。

また、技術の向上により環境改善や環境対策に一役を担う製品を市場へ投入できる開発力も魅力の一つとなっております。
今後もフェノール樹脂にこだわり続け、産業社会の発達や生活様式の変化による社会的ニーズに応え、研究開発型の企業として誇りを持ち多くのお客様に品質第一をモットーに心を込めた製品を造り、お役に立つよう邁進したいと思っております。

尚、ホームページでは様々な当社製品についてご説明申し上げておりますが、ご不明な点やご相談などありましたら、ご遠慮なくお問い合わせいただき、お客様共々市場が拡がればと思っております。今後とも、より一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 呉 美惠子
代表取締役社長呉 美惠子

会社概要Company information

社名
リグナイト株式会社(LIGNYTE CO.,LTD.)
設立
昭和9年9月7日(創業大正13年) 継承:平成24年 3月16日
本社工場・研究所
〒592-8331 大阪府堺市西区築港新町二丁5番地
TEL/FAX
代表 :072-241-9552
営業部:072-241-2312
開発部:072-243-1524
FAX
072-245-1836
代表取締役社長
呉 美惠子
取締役
呉 稔
井出 勇
従業員
66名(男61名/女5名)※令和4年4月時点
取引金融機関
株式会社日本政策金融公庫 大阪支店、株式会社関西みらい銀行 心斎橋営業部
株式会社三井住友銀行 浜寺支店、株式会社三菱UFJ銀行 難波支店
敷地面積
本社工場及び研究所 21,763㎡
建物面積
本社工場及び研究所 7,500㎡

沿革History

1924年(大正13年)
リグナイト工業所として創業。フェノール系合成樹脂、布、紙積層成形品を主体とした人絹紡糸ポット及び同付属品、スフ紡糸用ゴデットローラー並びに無音無給油リグナイトギヤーなどの製造を開始。
1934年(昭和9年)
社名をリグナイト株式会社に改称。
1953年(昭和28年)
シェルモールド鋳造用フェノール樹脂「サンドボンド®」を開発、製造販売開始。
1959年(昭和34年)
フェノール樹脂製船舶用軸受材「リグナイト®」を開発、ロイド協会、AB協会、日本海事協会、他、各国船級協会の承認を得る。
1960年(昭和35年)
フェノール樹脂製船舶用軸受材の開発(工業技術院長賞受賞)。キシレン樹脂「リグノール®」を開発、合成ゴム用タッキファイヤ、ホットメルト用接着剤、塗料用原料、粘着付与剤として製造販売開始。
1965年(昭和40年)
大阪府堺市臨海工業地帯に進出。
1967年(昭和42年)
堺工場及び研究所を竣工、本格的に工業用フェノール樹脂製造を開始。
1968年(昭和43年)
堺工場、輸入珪砂及び鋳造用コーテッドサンド生産工場新設。
1972年(昭和47年)
低臭気低公害シェルモールド樹脂「LT-レジン®」を(株)豊田自動織機と共同で開発し製造販売開始。
1973年(昭和48年)
耐火物用特殊フェノール樹脂を開発、製造販売開始。
1983年(昭和58年)
熱硬化性炭素顆粒体(GPS®)の開発・研究に大阪府新技術新製品研究開発費補助金の交付を受ける。
1985年(昭和60年)
堺工場新社屋完成。
1986年(昭和61年)
真球状フェノール樹脂(LPS®)を開発。
1989年(平成元年)
21世紀に向け長期計画の一環として歌島工場を堺工場へ統合し集中化を図る。
1990年(平成2年)
高機能性炭素材料「リグカーボン」の開発・研究に(財)研究開発型企業育成センターの研究開発型企業債務保証の交付を受ける。
1992年(平成4年)
LTレジン®(低臭気低公害用樹脂)の需要増に伴い生産設備を増設。省エネルギー設備として、都市ガス焚・200Kwコージェネレーション設備を導入。
1993年(平成5年)
熱硬化性炭素顆粒体(GPS®)の工場化開発のため木質複合材料技術研究組合に加入し、林野庁からの補助金の交付を受ける。
1998年(平成10年)
スチームブロー成形による鋳型造形法を開発。
1999年(平成11年)
鋳造用レジンコーテッドサンドの生産設備新設。
2001年(平成13年)
シェルモールド用無塗型レジンコーテッドサンドを開発。
2003年(平成15年)
鋳肌改善レジンコーテッドサンド用特殊樹脂の製造販売開始。
2004年(平成16年)
電池材料用の球状フェノール樹脂を開発
第49回木材加工技術賞を受賞。
2005年(平成17年)
特許庁発行の特許活用企業事例集に掲載される。
2006年(平成18年)
HSB法(加熱蒸気による鋳型造形プロセス)の開発にて経済産業省より採択される。
2008年(平成20年)
社団法人 大阪労働基準連合会より優秀賞を受賞。
2010年(平成22年)
5月22日:関西大学化学技術振興会より技術開発賞を受賞。
2011年(平成23年)
4月14日:ISO9001:2008 QAIC/JP/0937を取得。
2011年(平成23年)
5月19日:社団法人 大阪工研協会より工業技術賞を受賞。
2011年(平成23年)
12月16日:財団法人堺市産業振興センターより「さかい環境チャレンジ企業認定」。
2012年(平成24年)
4月1日:堺商工会議所より「堺技衆」に登録。登録番号”0091” ※1
2014年(平成26年)
9月26日:球状フェノール樹脂に特化した反応設備ならびに排出される生成水をリサイクルする循環型の総合プラントが竣工。
2016年(平成28年)
9月13日:JISQ14001:2004(ISO14001:2004)取得。
2018年(平成30年)
4月19日:インターテックサーティフィケーションによるISO9001:ISO14001を2015年度版へ移行。
2019年(平成31年)
1月8日:先進的な水処理システムによる工場排水処理設備が完成し稼働を開始。
2019年度(令和元年)
「高機能で高品質、さらに安価な狭粒度分布幅の球状フェノール樹脂の開発」が経済産業省の平成30年度補正「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金事業」に採択。
2021年(令和3年)
4月5日:液状フェノール樹脂を製造する統合生産制御システムを有した新危険物製造所が竣工。

※1「堺技衆」とは、堺商工会議所に登録している企業の中で、特に卓越した技術を持った企業が堺商工会議所に認定されております。

設備紹介Facilities

反応缶

造粒装置

反応制御装置

HPLC

1500tプレス

500tプレス

成形プレス

NC旋盤

フライス盤

物流倉庫

オートグラフ

SEM

GC

熱分析装置

FTIR

HSB装置

レーザー回析式粒度分布測定装置

事務所

応接室

会議室

食堂

送迎バス

稲荷社

主な設備能力
  • レジン製造能力:月産800トン
  • レジン粉砕設備能力:月産200トン
  • レジン冷蔵保管能力:150トン
  • 直圧成形機:プレス能力3600トン
  • 工作機械:15台
  • 乾燥機:8台
  • 混練機:4台
  • ボイラー及加熱設備:6台
  • 発電機:1台
公害防止設備
  • 廃液排ガス燃焼装置:1式
  • 活性汚泥処理装置:1式
  • 排ガス燃焼脱臭装置:2式
  • 乾式集塵機:7式
  • 雑芥燃却炉:1式
試験研究設備
  • 走査電子顕微鏡(SEM):1台
  • イオンクロマトグラフ:1台
  • ガスクロマトグラフ(GC):3台
  • 高速液体クロマトグラフ(HPLC):3台
  • フーリエ変換赤外分光装置(FTIR):1台
  • レーザー回析式粒度分布測定装置:1台
  • 熱分析装置:1台
  • 光学顕微鏡:2台
  • コーンプレート粘度計:1台
  • テーバー摩耗試験機:1台
  • 万能試験機(オートグラフ):2台
  • 電気炉:4台
  • 乾燥機:7台
  • 真空乾燥機:2台
  • デジタル鋳物砂強度試験機:1台

アクセスAccess map

〒592-8331 大阪府堺市西区築港新町二丁5番地

chemical-formulachemical-formula
カーボンニュートラルへの取り組み