『LPS^®シリーズ』は、熱硬化性樹脂の中でも最も歴史のあるフェノール樹脂を特殊技術により球状化した製品です。平均粒径5μm～700μmまで幅広い粒径制御が可能で、用途に応じた微調整に対応します。タイプは、反応性のある未硬化タイプ、熱に不溶融の硬化タイプ、その中間である半硬化タイプの3種を展開。球状であるため流動性が高く、加工性・充填性に優れています。

さらに、粒度分布幅をよりシャープに調整した『LPS-Sシリーズ』もご用意しており、より精密な特性が求められる用途にも対応しています。

1. 球状で流動性が良く、高充填が可能です。
2. 高純度で灰分を含まず、品質が安定しています。
3. 固定炭素量が高く、焼成・熱処理により球状の炭化物を得られます。
4. 未硬化タイプはポットライフが長く、長期保存にも適しています。
5. 成形物は従来のフェノール樹脂と同等の耐熱性・機械的強度・耐薬品性・電気絶縁性を備えています。
6. フェノール単独成形材料用のグレードも試作中です。

成形材料、活性炭・炭化物、ブラスト材